2019年12月                

12/19 司馬遼太郎記念館
(旅行)

大阪で仕事が早く終わってしまったので司馬遼太郎記念館を訪ねてみました。ホテルの最寄り駅前にある案内板が前々から気になっていたのですが、その案内板ではほんのちょっと先にあるような印象を受けていたのに駅前商店街と住宅地をくねくね通り抜けてやっとたどり着くような場所でした。
小さな記念館ですが雑木林のような庭とスタイリッシュな建物が印象的です。

膨大な数の著書がずらーっと展示してありますが、その中で読んだのは「峠」ただ1冊だなぁ。
でも、「峠」は越後と只見を結ぶ八十里越えが舞台のひとつなのでそのあたりを歩くたびに思い出します。私はどちらかというと山歩きが先で小説の方に興味を持ったのはそっちからですが、じっさいベクトルの向きが逆、つまり司馬遼太郎のファンで小説の舞台であることで訪れるって人もいるようです。かなり山慣れしてないとだいたい歩き通せないんですけどね。山慣れていると自認してる私もこの峠越えはちょっと敬遠してしまいます。昔は峠道だったけどいまはもう森に埋もれたも同然だからね。それに「八十里」ですし。

と、まあ、こんなことしてるから1時間の打ち合わせに2日間もかかってしまう。