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旭川花巡り (番外編)

カタクリとエゾエンゴサク咲き乱れ

突哨山のエゾエンゴサクとカタクリの競演を見たい、ぜったい見たい、一度でいいから見たーい!
春になるたびにそう思い続けていましたが思っているだけでは行けないので格安航空をポチッ。そうだね、簡単だよ、ポチッだけで行けちゃうんだね。(^_^)
北海道は芽吹きの季節、山々は淡い緑とヤマザクラのピンクとで輝いていました。
なんと突哨山はヒグマの出没で入山禁止になっていましたが、エゾエンゴサクやカタクリの群落はどこにでもあるみたいで教わって行った別の場所でもすごかったです。


            フクジュソウ

       リュウキンカ
【日程】 2018年5月7,8日
【山域】 北海道
【天候】

【メモ】
突哨山:
突哨山のためだけに来た北海道というのに登山口には無情のチェンが張られていました。数日前にもヒグマ情報があって、その時は目撃情報だけだったのでいったん解除になりましたがまた私が行った前日に目撃されて今度はしっかり足跡も確認されたということで役場に電話して確かめたところ今年は開花期もそろそろ終わりなのでこのまま入山禁止だそうです。
いったいオレはなにしに来たんだえ?

突哨山と威勢のいい山名ですが山と言うよりちょっとした丘で周囲には畑や人家があってこんなところにヒグマがいるとはとても信じがたいのですが万一出会ったらヒグマじゃ太刀打ちできないので諦めるしかありません。ヒグマにチケット代請求したいよ、まったく。


    塩狩峠記念館
塩狩峠:
けっこう旭川には詳しいので、ここから近いところでは塩狩峠がいいかね、と車で20分ほどの和寒との境の塩狩峠へ。三浦綾子の小説「塩狩峠」の舞台となったところです。
三浦綾子の旧宅を移築した塩狩峠記念館があります。休館日で中へは入れませんでしたが丘の上に立つ記念館は落葉樹の林に囲まれて絵になる風情です。すぐ下には宗谷本線の塩狩駅がありその向こうには一目千本桜の半湿地が広がっています。記念館周辺と駅の向こうの半湿地草地にはカタクリ、エゾエンゴサク、リュウキンカ、フクジュソウ、そしてそれらに混じってなぜか半野生化したクロッカスがたくさん咲いていて北国の春が始まっていました。なんて心にしみる風光でしょう。
それにしてもあの半野生化したクロッカスはなんだったんだろうなぁ。

   半湿地に咲くフクジュソウ、カタクリ、野生化したクロッカス 

   寂寥感漂う塩狩駅を出て行くジーゼル車 丘の上の建物は塩狩峠記念館
塩狩駅にはたまに1両だけのジーゼル車が停車しますが誰も降りず誰も乗りません。ここの平均乗降客数は1名未満だそうです。一日誰も利用しない日がほとんどってこと?
駅と鉄道の行く末は心配ですが周囲の景観は花好きにはにっこにこの楽園です。

塩狩峠の花(クリックで拡大)

  エゾエンゴサク

 カタクリ

  リュウキンカ

旭川の夜:
ホテルの近くにおいしいおでん屋さんがあるというので行ってみました。聞いたとおりのおいしさだったですが、それよりおかみさんがなんと山歩きしているというので大雪山の話で盛り上がりました。私よりちょっとだけおねえさんのそのおかみさんは道新にコラムを持っているらしくそれをまとめた本も出版されているようでなかなかご活躍の日々らしいです。
彼女のおすすめは秋の大雪高原沼巡り、鮮やかな紅葉の写真をたくさん見せてもらいました。話には聞いている大雪高原温泉の紅葉、いやぁ、きれい。
旭川に行ったときにはまた飲みに行こう。「おでん まき」

旭山動物園:

    オランウータン空中散歩

朝になって急遽行く気になって寄りましたがけっこう時間を喰ってしまいました。というか、面白くて全部見ちゃったからね。
もう3回目ですが、オランウータンの空中散歩を初めて見ました。ロープを張った空中散歩の渡りの先に餌を置いておくとそれを取りに行くって仕掛けなだけですけど。(^_^)
3回目なのに何も覚えてないのはいつも大雪山の帰りにメンバーの行きたい行きたいオーラに負けて仕方なく行ってただけだからかも知れません。今回は少し真面目(?)に見て回りました。私には道内の生息動物のエリア・北海道産動物舎が面白かったです。コノハズク、アオバズク、エゾフクロウなどフクロウ類、オオワシ、オジロワシ、クマタカなど猛禽類、キタキツネ、エゾタヌキ、エゾユキウサギ、エゾリスなど小哺乳類、やっぱり北海道は野生王国ですね。
ヒグマ凄いし。どんな凄いかというと、昨日突哨山なんかに行かなくてよかったな、と思うくらい。

嵐山:
ホテルでも前夜行ったおでん屋さんでも栃木から来たのに突哨山に行けなかった話をしたら嵐山ならまだ咲いてると奨められたので札幌でスープカレーを食べる計画はやめにして今回の旅の最後に行ってみました。
一帯が北邦野草園として整備されているのですが予想とは違って道がついている程度でほとんど自然のままでした。カタクリ、エゾエンゴサクが一面満開でした。すごいね、花だらけじゃないか。それだけじゃなくオオバナエンレイソウ、シラネアオイ、キバナノアマナ、リュウキンカ、ザゼンソウなどもちょうどドンピシャで咲き乱れていました。北国の群落ってハンパじゃないです。
見上げた歩道をキタキツネがのんびり歩いていました。川ひとつ隔てた向こうは住宅地というのに野生動物が生息してるとは。

   カタクリ、エゾエンゴサク混生群落

   オオバキスミレ群落 

   エゾエンゴサク群落

   シラネアオイ群落
嵐山の花(クリックで拡大)

 キバナノアマナ

 オオバナエンレイソウ

  ニリンソウ
 
  シラネアオイ

がっかりからスタートした旭川の花巡り、結局夢のような2日間となりました。
帰路も高速道路沿いの新緑とヤマザクラが素晴らしく空港までの道のりもうきうきのまま終えることができました。
やっぱりいいですね、北海道の春。 
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