高級果物路線に転換です。
行くとモノをくれる会社に久しぶりに行って来ました。

実家がスーパーなのでなんでもかんでもかき集めてどさっと私の車に乗せてしまう奥様が最近さらに具合悪くなってしまいもう仕切れないので(これを機にやめればいいものを)社長がバトンタッチ。
そしたら中身も包装もすっかり高級果物路線に転換してしまいました。初物ばかり。それもちゃんとフルーツショップのおしゃれな包装でした。
そのかわり車が沈むほどの量ではなくなりましたが、それでいいんだ。こっちは食べる人数が少ないんだから。

以前は米２袋60kgとかジャガイモ１袋30kgとか、２人暮らしには常軌を逸した量をいただいたりして、１年食っても食いきれないって。おまけに手当たり次第にかき集めるもんだから、なんでか学習帳とか生理用品なんてまで入っていていったいどうすればと途方に暮れることしばしば。

軽い脳梗塞の後遺症でちょっとねじが緩んでしまったところがあったのですが、その時その時の社長の振る舞いには人間こうあるべきと思うところがありました。そんな時決して咎めたりせず、悪いけど持って行ってやって下さい、申し訳ありませんがいらないものは捨てて下さい、と言って奥様をそのまま受け入れていましたね。そんな時の奥様はやったぜぇと満足そうでした。モノのない時代に育った世代だからね。
確かに病に襲われるのは一見不幸せかも知れないけれど、幸不幸は周囲を含めてどう受け止めるかというその生き方だよな。

翻って私だったらどうだろう、とか反省はしないね。反省は猿がすればいい。