| 【メモ】 |
猛暑の中、ブナの森を登る:
ヒメシャガ
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駐車場からわずかに下って行くと左手に保久礼小屋(ほっきゅうれ)を見ていよいよ長い登りにかかります。よく整備された階段状の一本調子の登りが続きます。折りからの猛暑でいきなり熱中症気味になり大汗が吹き出て気分が悪くなってしまいました。長袖を脱いで水で顔を冷やしたらどうやら落ち着きましたが、このせいかこの先ずっと調子が上がらずつらい一日になりました。
あたりはブナの森ですがブナ純林ではなくいろいろな樹種が混然と繁って豊かな森です。
1時間弱でキビタキ小屋。さらに1時間弱で天狗岩屋清水です。100mほど下るときれいな水が得られます。この水場分岐付近にはヒメサユリが咲いていてつらい登りを慰めてくれます。
ヒメサユリ以外には目立った花はありませんが、一株だけヒメシャガが登山道脇に咲いていました。
また、なぜか尾根道なのにモウセンゴケの群落がありました。通常は湿地に生育するはずですが、たぶん豊富な残雪のおかげかと思われます。
守門岳の全容を一望する大岳:
大岳頂上は山名標識や鐘があるだけで灌木に囲まれてあまり展望もありません。しかしわずかに進むと展望地に出ます。

大岳から主峰袴岳 |

シラネアオイ |
眼前には主峰袴岳が大きく聳えています。袴岳の火口壁とその下部の平坦尾根から守門川源流硫黄沢を埋め尽くす深い樹林も素晴らしい景観です。ここにもヒメサユリがいくつも花開いていました。
ヒメサユリ
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縦走路:
大岳から見ると主峰袴岳まではまだまだ時間もかかりそうです。気合いを入れ直して一気に下降にかかりましたが縦走路と言うには下りすぎるようで、これは帰りが思いやられます。
しかし、ヒメサユリに加えシラネアオイもその清楚な花を見せてくれて急な登降を慰めてくれます。
例年ならこの道は豊富な雪田を歩くらしいのですが今年はまったく雪の上を歩くことはありません。せめて何歩でもいいから雪を踏みたいと思ってわざわざ斜面の雪田を踏んできました。
下った分を登り返すと大岳分岐。ここで二口コースが別れます。
さらに一登りで青雲岳。ここまで来れば袴岳も間近です。やや湿性の平坦尾根には木道が設置されて足もはかどります。左手は大きな雪田の名残らしく残雪の周囲はまだ芽吹いたばかりでした。
大展望の主峰袴岳:
頂上からはまさに360°大展望。浅草岳、越後三山、尾瀬の山々、権現堂山、唐松山、粟が岳、下田山塊など豪雪地帯の山々が一望です。ただこの暑さの天気ですからくっきりとした展望は叶わず、どれも湿気を含んだ空気がやや邪魔をしていました。
頂上へは大白川コースと藤平山コースが一つになって一筋の登山道が登ってきているのが見えます。どのコースをとってもかなり苦労するのは同じようです。
下山は往路を戻りましたが、暑さの中、大岳の登り返しはけっこうたいへんでした。
水を飲み尽くしてしまい天狗岩屋清水や保久礼小屋の冷たい湧き水には生き返りました。
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