第8週  資料にしっかり目を通す いよいよプログラムの世界へ                                                           

 「茶パツピアスのお兄さんに親切にされました。人間は見かけで判断してはいけませんね。主婦47歳」 この際、主婦47歳は関係ない(^^; けど、定例掲載のごとく繰り返し読まされる新聞の投稿です。今時、茶パツを話題にするってのも思いっきりはずれてますが、それにしても「私ってものわかりのいい大人でしょ」って感覚、どうにかならんか、主婦47歳。
 ボクは教えてあげたい。茶パツだからって親切とは限らないんだぞ。いや、それどころかコンビニ食ばかりで栄養偏ってるからイライラして危ないのが多いのだよ、茶パツピアス兄ぃは。
 ま、新聞投稿欄担当編集者が好きな話題と言うことは、社会的に認知されたということでしょうか。それが証拠にガングロ厚底娘に親切にされた主婦47歳の投稿って見ないもんな。まだまだオヤジオバンは嫌悪の目だからな。ガングロだって親切な娘はいるはずだ、ボクは知らないけど。(^^;
 まあ、見たところガングロで頭良さそうなのは少ないから、きっと言葉で自己主張するのが苦手なんですね。なりかわっておじさんが言ってやる。
「べつにぃオジンオバンに嫌われたってどぉってことないけどさ、なんで私たちだけ嫌がるわけぇ?舞妓さんだってガンシロ厚底ぽっくりじゃないのさ。向こうの方がよっぽど化粧厚いよ。」
う〜む、主張に論理性を欠いていまいち説得力に欠けるかな。(^^;
 でも、もひとつ彼女たちの正当性を言うなら、あの10cmの目の高さの上方移動の快感、昔、朴歯の高下駄履いたオヤジならわかってあげられないか。10cmの差で世界が変わるんです。きっと彼女たちは高さの変わった視線でこの社会を眺めたらあんまり卑しくて恥知らずで無責任なのでいやんなっちゃったんじゃないでしょうか。こんな社会でへいこら規範に従ったってたいしたことないよ、とわかっちゃったんでしょうね。
 いずれにしても、いまだに寮歌祭とかいって朴歯高下駄履いた時代錯誤のいでたちで旧制高校寮歌や校歌に蛮声張り上げるエリート残臭プンプンのジジイたちに比べればよほど健全と言えます、ガングロ厚底娘。あ、個人的にはガンシロ厚底ぽっくりも大好きです。(^^)


 資料にしっかり目を通す

データシート、参考書を確保する

先週、プログラムを見よう見まねで書いて曲がりなりにも動きましたが、やっぱりちゃんと基本を押さえておかないとこの先一歩も進みそうもありません。そこでしっかりした参考書を買うと同時にデータシートをプリントに打ち出しました。

データシート:
マイクロチップテクノロジー社のサイトhttp://www.microchip.com/からダウンロード。(Akiプログラマ付属にも「PIC電子工作」付録にもありますが最新版を求めてダウンロードしました。結局「PIC電子工作」付録から更新されてませんでしたが。(^^; )

参考書:
「PIC活用ガイドブック」 後閑哲也著 技術評論社 \2380
   前出「PIC電子工作」の著者です。
   前著よりぐんと踏み込んで、解説から実例までこれ1冊で一応は大丈夫みたいです。
   後閑氏はすでに(勝手に)私の師匠です。
   (でも、ぱらぱらめくっただけでもやたら誤植が目に付きます、技術評論社さんってば。)

   追記 誤植、訂正に関して著者のホームページに正誤表があります。http://www.picfun.com/


   これからテスト回路で遊ぶのと並行してこれを読んでいくことにします。

そろえた資料
  常時参考にするために以下のデータをそろえました。今後の書き込みはこのデータを脇に置いて参照しながらとなりますので  このサイトをお読みになるときに是非ともそろえていっしょに勉強しましょう。

 
 マイクロチップテクノロジー社のサイトから
    PIC16F8Xデータシート(日本語版)
    PIC12C5XXデータシート(日本語版)
    P16F84.INCファイル
    P12C509.INCファイル
    Microchip MPLAB チュートリアル(日本語版)
    MPASM USER’S GUIDE with MPLINK and MPLIB
  電子工作の実験室(後閑哲也氏)のサイトから
    PIC16C84/PIC16F84の詳細
    

■まずは宿題提出

コンフィグレーションレジスタについて
先週の疑問点、コンフィグレーションレジスタはやはりAki付属サンプルではヘッダ部分で設定してありました。
ただし、アセンブラがAki製でソースが異なるので詳しくはわからず、「そうなのか」と思うだけにしてこのまま先に進むことに。
いずれMPLABのアセンブラで出てくるはずです。継続して宿題としておきます。



PIC我が物へ大計画

たいした計画ではないんですが。(^^;
ツールも整って準備完了となりましたので、一応、方針を決めました。

1.まずはMPLABをいじり回してアセンブラをなんとか使えるようにする。
2.そのために実際に回路を組んで動かしてみる。生半可なままでもいいからとにかくプログラム書いて動かす。
3.参考書や雑誌の回路そのままではなく多少とも自分でプログラムを考えないと動作しないような回路にする。
4.この回路とプログラムで何をしたいのかテーマを決める。たとえば割り込みをやってみる、A/D変換を使ってみる、など。





■今週のなるほど
PIC16F84のデータシートは日本語版あり。紙にプリントしてプログラム書くときに常に机の上に。
INCLUDEファイルも紙にプリントして机の上に。(プログラムのお作法の半分はこのINCLUDEファイルの中にあるみたいです。)

インクルードファイルってモノ
MPLABに一緒についてくるファイルの中に ***.inc (***はPICのデバイス名)というファイルがあって、中身はずらずらっと疑似命令’EQU’で定義した数値が並んでいます。
  W    EQU   H'0000'
  F     EQU   H'0001'
てな具合です。
まずデバイス名を指示しておいてからこれをインクルードすれば命令にある数値をソース上で解りやすく書けるというわけです。これによって
  MOVF f,d  ( d は1なら転送先がメモリ、0ならWレジスタ)
などで d を0,1でなくW,Fと書けて、これは解りやすい、ということのようです。
他のアセンブラではこんなことしなくとも初めからこれを織り込み済みなんですけどね。昔スイッチでピコピコやったマシン語じゃないんだから。
でも他にも定義はいっぱいあって、これなくしてアセンブラ書けない感じです。


てなわけで、今週はデータシートや参考書に目を通すだけでおしまいになってしまいました。(^^)

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