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羽黒山 はぐろさん 457.9m

初詣の善男善女でにぎわう羽黒山からは富士山まで届く大展望

2015-1-2
東北道を北に向かって走るとき宇都宮ICからほどなく左手に張り出している山が気にかかりますが、これが羽黒山です。山頂に梵天上げで知られる羽黒山神社が鎮座しています。
平野に張り出しているだけあってその展望は素晴らしく西に日光、足尾、前日光が一望で、また南には遠く富士山まで届く大展望が得られます。
お正月とあって初詣客でにぎわう中、旧い参道から周回しました。

2018-1-21(こちら)
近くまで出掛けたのでちょっと寄り道して登って来ました。

2019-12-8(こちら)
冬陽を浴びながらのんびり歩いてきました。

            羽黒山神社      石畳の参道
【日程】 2015年1月2日
2015年1月21日(こちら)
2019年12月8日(こちら)
【山域】 宇都宮
【天候】
【地図】 1/25000氏家

【アクセス】 上河内ETC出口から直進して突き当たり丁字路右折、羽黒山神社へ登る車道を見送って東北道をくぐり玉生街道に出て左折。また東北道をくぐって左手に羽黒山を見上げるとほどなく左に石鳥居の参道入口。
【駐車地】 鳥居の道路を隔てた向かい側に駐車地。十台以上。
【コース】
参道入口
- カラッソ坂 - 羽黒山荘
- 羽黒山神社- 展望地 - 密嶽神社
- 羽黒山神社 - だいだら坊の岩分岐
- だいだら坊の岩往復 - ユッピーの森
- 参道入口

実行程 約2時間 初心者
向き
【メモ】
参道入口の石鳥居
(2015-1-2)
上河内ETC出口のおかげでアプローチが楽に:
上河内SAにETC出口ができたおかげで登山口までのアプローチがとても楽になりました。(ETC出口を使用するにはSAは利用できません。)
頂上まで車道がありますが一応ハイキングのつもりで出かけてきたので旧い参道から登ることにします。
ETC出口から参道入口へは羽黒山をぐるっと北東側へ回り込むように半周します。参道には立派な石鳥居がありすぐにそれとわかります。駐車地が道を隔てて反対側にあり、既に10台ほど駐車していました。
鳥居をくぐって舗装された参道を進むとすぐに杉木立の中を緩やかに登るようになりやがて舗装が終わると旧い石畳の道に変わります。石畳が苔むしているせいで滑りやすく雨後はきっと気が抜けないのではないでしょうか。
途中、朝水舎という湧き水があったらしい場所があり石祠が建っています。現在は涸れているようです。
一旦なだらかな尾根になって車道を突っ切るとその先に急な坂道が待っています。カラッソ坂と呼ばれているそうです。左側に擬木の階段があってそちらを登れば楽ですが旧い坂道の方にロープが固定されているのでロープの助けを借りてそちらを登ってみました。ロープを頼りにしないとけっこう辛い坂道です。
参道最後の石段
カラッソ坂を登り切ると目の前が羽黒山荘です。食事ができるようですがとりあえずは素通りして羽黒山神社へ。
参道の左手には栃木県央地方の平野と県東部の丘陵が大きく展望できます。(展望台があります。帰りに展望台前の屋台で大判焼きを買って熱いのをほおばりながら大展望を楽しみました。奥久慈男体山、高鈴山、雨巻山、加波山、筑波山などが延々と続いて雄大です。)

にぎわう羽黒山神社:
梵天
最後の石段を登ると羽黒山神社です。拝殿の前には善男善女が行列を作っていました。
列に加わってお賽銭に比べて多すぎるくらいの御利益をお願いしてきました。
この羽黒山神社は梵天上げで知られていますがその梵天が何本も天を突いて立てられていました。
かつては梵天と言えば和紙製と決まっていましたが現在はポリプロピレンのような材質でできています。和紙では雨に濡れると千切れて辺りに散らばってしまいましたがこれなら周辺をよごすこともありませんしこうして新年まで掲げておくことができます。ちょっと趣に欠けて寂しい気もしますがいたしかたありません。
神社を通り越して尾根をそのまま進むと左手が大きく開けた展望地に出ます。目の前に日光連山が大きく高く聳えています。その左には足尾の皇海山と袈裟丸山、前日光の山群、そして南に目をやると鹿沼の二股山と宇都宮の古賀志山のそれぞれ特徴ある頂のその先に遠く富士山まで見通せました。
この展望地には穴のあいた柱が立っていてその穴から覗くとちょうど富士山が見えるという愉快な仕掛けがあってみなさんそれぞれのぞき込んでいました。山歩きはしないみなさんには富士山を見つけるのがちょっと難しいかもしれませんので賢い仕掛けだと感心してしまいました。
雪雲の男体山
ここから北の方角に高原山や那須岳も見えるはずですがあいにく樹木に遮られてしまいます。


だいだら坊の岩(?)
「山道」を下る:
下山は途中まで往路を下ってから「だいだら坊の岩」と示された案内に従って参道を離れて尾根道をたどってみました。今日初めての山道です。
すぐにだいだら坊の岩の分岐があり少し下ると大きな岩が現れました。大岩は2つありますが元に石祠がある上の大岩がどうやらだいだら坊の岩のようです。特に巨大な岩ということではなくわざわざ下って来て見るほどではないかもしれませんが石祠が祀られていることからみると羽黒山神社との関連から参拝するために訪れる人がいるのかもしれません。
(この岩の下方にもっと大きな岩がありそちらに説明板がありますのでそっちがだいだら坊の岩かもしれません。ただし石祠等の宗教的な特徴は上の岩に見られます。はて、どっちがだいだら坊の岩なのでしょう。))
このまま下れば車道に出られるようですが舗装道歩きは辛いのでまた登り返して尾根道を下りました。
緩やかな尾根はユッピーの森に下り着いて終わります。あとはぐるり参道入口まで山麓の風景を楽しみながらの車道歩きです。

(2018-1-21)
ロウバイが咲き始め:
ロウバイ

近くまで出掛けた折り、寄り道して登って来ました。
初詣の時期も過ぎて境内はお正月の頃に比べて静かになっていましたがそれでも参拝客や軽ハイキングの人たちがけっこう多く羽黒神社と羽黒山が宇都宮周辺の人たちに親しまれていることがよくわかりました。
ちょうどロウバイが咲き始めであたりに芳香をふりまいていました。
神社から少し先の展望台で紅茶とパンでゆっくり朝食にしましたが冬陽を浴びてベンチでのんびりしているとうつらうつら眠気に誘われてしあわせ気分です。
NHK電波中継所の脇に三角点がありますが舗装道路を剔って設置されているのには笑ってしまいます。

舗装道路上の三角点

(2019-12-8)
初冬の羽黒山でのんびり:
ユッピーの森

病み上がりでもあるし時間的にも出遅れなので軽く歩ける羽黒山へ。
快晴で出かけるときは富士山がくっきり見えていましたが、羽黒山の頂上に着いたときには関東平野はすっかり薄靄に覆われて残念ながら富士山のぞき穴の穴の先は白い空。
薄靄の空と言うことはすなわちぽかぽか初冬の陽差しってことですから近景の里山を見下ろすベンチで眠気を誘われながらのんびり昼食を楽しみました。
下山はユッピーの森へ。クヌギやコナラの落ち葉で埋め尽くされていてなかなかいい風情でした。
【便利帳】 トイレ:羽黒山神社、ユッピーの森
【収穫】(^_^; 2019-12-8 47片 70g
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