| 【メモ】 |
一変した舟石峠:
舟石峠の駐車場はきれいに整備されていました。確か峠の向こう側にあったはずの舟石がなぜかこの駐車場に移設されていました。
かつてここは段々畑だったところで、隔世の感があります。
峠まで行かずに駐車場から直接登山道に出られます。
反対側斜面は、あららら、丸坊主。(^_^; 伐採前は鹿のぬた場などもあった樹林帯でしたがすっかり見通しがよくなってしまいました。
ちょっと歩けば足尾らしい自然の宝庫:
カエデ林
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しかし、わずかの急登で昔のままのミヤコザサとミズナラの落ち着いた雰囲気の登山道になります。ミズナラのドングリを食べたのでしょうか、いくつも熊棚があり、その周辺にはへし折られた枝がたくさん落ちていました。ミズナラの幹には熊の爪痕も残っています。
こんな簡単にやってこられる山だというのに熊の住処だなんてちょっと意外です。足尾の山が巷間言われるような公害によって死んでしまった山なんかじゃないことを実感します。
このあたりのミヤコザサの林床は突然消えたりまたびっしり繁茂したりと微妙な変化を見せていますが、きっと積雪の具合とか風の当たる具合とかあるいは上層の樹種とかいろいろな影響があるのでしょうか。いずれにしても私たちの目を楽しませてくれる美しいミヤコザサです。
ミズナラ林、落葉松の植林地などを経てカエデ類の紅葉の樹林となります。すでに季節は紅葉には遅いのですが、ここでは鮮やかに色付いていました。
好展望の頂上:
上層の雪雲へ虹が
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左に回り込むように最後の登りをこなすと好展望の頂上です。
この頂上一帯は時季がもう少し早ければドウダンツツジで真っ赤になるのですが、なんと霰から雪に変わってしまいました。ちょうど雪と霰との境となる高さらしく、上層は雪雲で白く、そして私たちのいる高さでは薄日が差してきれいな虹が雪雲と大地をつなぐようにかかっていました。
眼下には赤倉の家並みも見えます。そしてときどき雪雲が晴れると中禅寺湖南岸の社山や半月山などが思いの外近くにそびえています。東方向は薬師岳、夕日岳など禅頂行者道の山々、方塞山や横根山など古峰ヶ原周辺の山々、そして地蔵岳から南に走る安蘇山塊北辺の山々なども間近に見えます。
ここに来る前に今しがた登った出川源頭の岩峰群もここから見下ろすと迫力がありません。あれほど豪快だった岩峰群も見下ろされては形無しです。(^_^; 山での標高というものの要素を再認識しました。
遅めの昼食にして最後の登山者となった頂上をゆっくり楽しんでから往路を戻って下山しました。
赤倉から舟石峠への林道の起点に古河橋があります。この道は本山抗へ通じた重要な道でしたが渡良瀬川を跨ぐ橋として恒久的な橋が必要だったのでしょう。貴重な近代産業遺産です。
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