| 【メモ】 | 梅は一分咲き、まだひっそりとした梅林公園: 
        ヤブツバキ
        
          
            |  |  佐野梅林公園は山懐の奥まった場所にあるせいか、市民にもあまり知名度は高いとはいえないようです。それだけに静かな気持ちのよい公園です。まだ紅梅が咲き始めたばかりですが、いろいろな種類の梅があるらしく、そのためこれから次々とリレー式に咲き、長く鑑賞できるそうです。
 園地の中程左手に階段があり、ここが入山点となります。
 広く道が切ってあり要所には階段も作られていますがあまり歩かれている様子はなく木製の階段には苔が生えているありさまで、なんだか宝の持ち腐れ状態。もったいない。
 枝尾根に登り着くと道が一旦下がっていましたので、これは梅林公園に戻る散策道かと勘違いしてしまい右に尾根を登っていく踏み跡に入りました。しかし、この道はなかば藪漕ぎになってしまい、さらに最後には斜面が崩れて途絶えてしまいました。強引に藪を突くとなんと先ほどの広い道がまた上がってきていました。あのまま素直にたどればよかったようです。
 でも、藪漕ぎ道には真っ赤なヤブツバキのご褒美が。花数は多くはないもののちょうど咲ききったところで花色のもっともきれいな時に会えて一同大満足でした。
 
 ひょっこりキャンプ場に飛び出すとそこは城跡、神社の一角:
 
  多少ゴミが目立つようになるとひょっこりキャンプ場に飛び出します。 ここから青年の家の前を通り唐沢神社まで山上とは思えない一角を通過し、社務所前に出ました。ここから展望が拡がっているはずですがあいにくの空模様でうっすら見えるだけ。
 石段を登りきれいに掃き清められた本殿でお賽銭を上げてお詣りして、ここからいよいよ尾根道をたどります。
 
 二等三角点峰、いったい山名があるのかどうなのか:
 林道と一緒になったり離れたりしながらダラダラと尾根を進むと前方に三角点峰が立ちはだかっている地点で林道と交叉し、そこから一気に急登を強いられます。今日、唯一の登りらしい登り、足の置き場を選ばないとずり落ちてしまいそうです。
 15分ほどの悪戦苦闘の末、雑木に囲まれ芝草の生えた気持ちのよいピークに登り着きました。ポツリポツリ始まりましたが、しばし休憩としました。
 唐沢山というのは神社の一帯を指して呼んでいますが、ピークとしてはここを指してよいのでしょうか。
 下山にかかるや、登りも急なら降りも同じような急下降、わずかな距離ですが滑らないように気を使います。
 
 梅林公園を目指す:
  元の林道に下り立って、さてこれから梅林公園に戻る手だてを考えなければなりません。行き過ぎてしまうと岩舟町側に下り立つことになり、クルマまで相当のアルバイトが必要になります。ここはしっかり道を見定めなければなりません。地図と見比べながら尾根筋を見当付けて行ってみると予想通り作業道が分かれていました。
 平坦な小広い道でまるで防火帯のようです。しかし歩きやすいのは最初のうちだけ、徐々に藪が深くなって踏み跡も消え消えになってしまいました。忠実に尾根をはずさないようにしながら下ること20分、ひょっこり林道に下り立つことができました。ひどいルートをとってしまったものですが、ヤブツバキの花、ウラジロの大群落など見所もないわけではなく、私たちにはけっこう楽しい道でした。道形が消えない内に一度刈り払いができれば周回コースが生きるのにともったいない気持ちです。
 あるいはもう一つ先の尾根にルートを取っても行程が長くとれて楽しいかもしれません。地形図を見ても実際に眺めてみてもそちらの尾根の方が顕著な尾根できっと尾根道があると思われるのですが。
 さらに、京路戸峠から村檜神社まで下りてしまい、梅林公園東の尾根をどこかで乗り越えて戻ればさらに面白いコース取りになりそうです。
 私たちは林道をのんびりたどって梅林公園奥の溜池脇を抜けて駐車場に戻りました。
 帰りにはお決まりの佐野ラーメン。(^^)
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      | 【便利帳】 | トイレ:梅林公園、唐沢山キャンプ場 水場:キャンプ場(キャンプ用です)
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      | 【収穫】 (^^;
 | 大収穫(^^;  52片 わっ、1360g。 なぜか山中でヤカンを拾ってしもた。折りたたみ傘も。
 1360gってけっこう腕にきます。(^^;
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      | 【寄り道】 | もちろん佐野ラーメン |