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線材巻取りトラバース端自動制御装置
新しい発想から生まれた線材巻き取りのためのトラバースコントロール装置です。
ボビンフランジや線材巻き取り層を直接検知しようとすると安定したデータが得られませんが本装置では線材の位置を検知することで
正確なストローク端の調節を実現しています。
これにより巻き端付近の巻き乱れや巻き崩れを防止し均一で平坦な巻き取り状態を実現します。
既設のトラバース装置に組み込んで使用しますがトラバース装置ごと製線装置に組み込んで直結した構成としたり別置きで巻き替えの
使用など自由な構成が可能です。
巻き取り状況
センサ部
トラバース端制御部
装置構成
パルスモータ搭載トラバース端制御部、線位置測定センサ部
機能概略
巻取り端の状態を検知してトラバース方向反転位置を精密に自動制御し巻き端をそろえる
同時に巻き端付近の巻き取り状態を平坦にする
特徴
● 巻き取りボビンの寸法ばらつきやボビンフランジの変形、あるいは多層巻取りの圧力によるフランジの反りなど従来巻き取り状態の安定を困難にしていた要因も問題となりません。
そのためボビンの精度をあまり要求せず、安定した巻き取りが可能です。● ボビン、線径が変わっても段取り替えが少なく高い作業効率を維持できます。 ● シンプルな機構のため取り扱いが簡単で手間がかかりません。 ● 設置工事が簡単、工期も短期間で完了します。
仕様
●適用 ワイヤロープ 電線 その他線状材料 ●線径 φ0.3〜φ2.0 ●巻き径 φ200〜φ500 ●電源電圧 100V(1φ)/200V(1φ,3φ)